義理チョコに隠れた本命チョコで告白大成功
M.Mさん(26歳)女性 派遣社員 愛知
私の会社では、女子社員は男性社員にバレンタインに義理チョコを贈る習慣があり、入社した初めての年には先輩社員からチョコを用意するように指導されるくらいでした。この習慣、1人500円程度のチョコにしても結構費用がかかります。もらう方ももらったからにはお返しをしなくてはならないので、チョコをもらうことをあまり有難がっている風でもなく、毎年意味のない悪い習慣だと、苦々しい思いをしていました。それが、その習慣に私の告白が助けられることになったのです。
私の部署に新しくやってきた社員の男性に、私はすっかり恋をしていました。中年のおじさんばかりいる部署の中で、その社員さんは若くて、私達派遣社員にもとてもやさしく、部署の女の子たちの中ではあっという間にアイドル的存在になっていました。
お付き合いできたらと思っていても、職場ではそんな雰囲気に発展する機会なんて皆無です。たまに休憩室などで顔を合わせて少しお話できる機会があっても、他の女の子もいて、2人で話す機会なんて全くなかったのです。他の女の子たちがどれくらい本気で彼を狙っているのかは分かりませんが、私は本気になってしまっていたので、彼の周りにいる女の子たちの存在には、いつもハラハラしていました。
そんな時にやってきたのが、毎年恒例のバレンタインでした。これを利用しない手はありません。いつもは、できるだけ安くて見栄えのするチョコを選んで買って、適当に配るだけのイベントですが、もちろん今年は違います。義理チョコはいつも通り購入しましたが、目当ての社員さんに渡すチョコは手作りしました。それを、購入した義理チョコと同じような大きさの箱に詰めて、全部を同じ包装紙でラッピングしなおし、見た目ではバレないようにしておきます。そして、本命チョコの中には、「○○さんのものだけ手作りです」と書いたメモと連絡先を入れて渡しました。うれしいことにすぐに連絡をもらえて、お礼に食事に連れて行ってもらいました。そうして、何度か会ううちに付き合うことができたのです。
仕事がやりにくくなるので、職場には2人の関係は内緒にしています。他の女子社員が回りにいると今でもちょっとハラハラしますが、部署のアイドルは、今では私の彼氏です。義理チョコに隠した本命チョコ作戦、大成功でした。
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